台湾生活の手続き・制度ガイド

これから台湾での生活を始められる方の中には、「万が一の際の緊急連絡先を知っておきたい」「各種手続きの窓口について事前に把握しておきたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、台湾での緊急時の連絡先や、各種手続きのための窓口のリンクをまとめました。
はじめに
台湾で生活する上で、緊急時にどこに通報すれば良いのかを把握しておくことが重要です。
以下は、緊急時の連絡先です。
常に確認できるようにしておきましょう。
緊急時の連絡先(基本的に中国語対応)
- 警察:110(日本語対応可能な場合あり)
- 救急・消防:119
- 詐欺ホットライン:165(詐欺被害の相談・通報)
- DV・児童保護:113
- 内政部移民署ホットライン:1990(日本語対応)
緊急時の連絡先の基本対応言語は中国語ですが、オペレーターが対応できない場合、英語に切り替えられることもあります。
また、偶然日本語ができる警察官・職員に繋がるケースもあります。
中国語に不安がある方は、緊急連絡する前に内政部移民署ホットラインにかけるという方法もあります。
【日本側公式窓口】
日本台湾交流協会(台北・高雄):https://www.koryu.or.jp/tw/
台北事務所:02-2713-8000/高雄事務所:07-771-4008
日本語対応 [夜間・即時対応は制限あり]
日本台湾交流協会は、日本の「大使館」に相当する機関です。
旅券更新や各種証明書発行も行っています。
万が一、旅券の紛失・盗難にあった場合は、まずは現地警察署で紛失届(遺失報案証明)を取得後、日本台湾交流協会で紛失・盗難届を提出し、旅券再発行の申請を行いましょう。
ビザ・居留証・就労許可
台湾での長期滞在には適切な滞在資格が必要です。目的に応じた申請先は以下の通りです。
ビザ・居留証・就労許可の申請先
- ビザの申請:外交部領事事務局(BOCA)
https://www.boca.gov.tw/ - 居留証(ARC)・永久居留(APRC)の申請:移民署(NIA)で申請
https://www.immigration.gov.tw/ - 就労許可証の申請:労働部 WDA「EZ Work Taiwan」で申請
https://ezworktaiwan.wda.gov.tw/ - 台湾ゴールドカード:専門人材向け一体型カード(就労許可+ARC)
https://goldcard.nat.gov.tw/
【ビザの申請】
- 短期滞在(90日以内):日本国籍者は原則ビザ免除
- 長期滞在(90日超):外交部領事事務局(BOCA)でビザ申請
https://www.boca.gov.tw/
在留目的(就労・就学・家族滞在など)に応じて、提出が必要な書類が異なります。
【居留証の申請】
- 居留証(ARC):移民署(NIA)で申請
https://www.immigration.gov.tw/
※ビザ取得後、入国15日以内に申請必須。指紋登録も必要です。 - 永久居留(APRC):毎年183日以上の滞在が必要。就労・配偶者など居留資格の種類によって要件が異なる
申請条件・必要書類:https://www.immigration.gov.tw/5385/7244/7250/7317/
【就労許可証の申請】
- 就労許可:労働部 WDA「EZ Work Taiwan」で申請
https://ezworktaiwan.wda.gov.tw/
雇用主経由での申請が一般的ですが、専門職などは自分で申請可能な場合もあります。 - 台湾ゴールドカード:専門人材向け一体型カード(就労許可+ARC)
https://goldcard.nat.gov.tw/
年収・専門性など条件あり、有効期間1〜3年、家族も帯同可能。
保険・税金・労災
台湾での滞在期間や就労状況に応じて、国民健康保険や労災への加入や、税金の支払い義務が生じます。
保険・税金・労災の申請先
- 国民健康保険への加入:衛生福利部中央健康保健所
https://www.nhi.gov.tw/ - 税金の申告:財税部税部入口網
https://www.etax.nat.gov.tw/(eTax) - 労働保険・労災:雇用主を通じて自動的に加入
【衛生福利部中央健康保険署(NHI)】
居留証(ARC)を取得後、原則として6か月連続居留後に加入義務が発生します。
ただし、就労者は雇用開始時点で加入となる場合があります。
毎月の保険料は給与から天引きされるか、または自己納付という形で支払います。
加入手続き・保険証(健保カード)発行:https://www.nhi.gov.tw/
【税金】
- 所得税:台湾での滞在日数に応じて納税義務が変わります。
- 183日以上/年:居住者扱い(5〜40%の累進課税)
- 183日未満/年:非居住者扱い(一律18%または21%)
- オンライン申告(eTax):https://www.etax.nat.gov.tw/
毎年5月が確定申告期間。雇用主が準備する源泉徴収票が必要です。 - 日台租税協定により二重課税防止措置があり、台湾で得た所得について日本で課税されることはありません。
【労働保険・労災】
雇用主を通じて自動的に加入。妊娠・出産手当、失業保険などが適用されます。
銀行口座開設
台湾の主要銀行
- 中国信託(CTBC):https://www.ctbcbank.com
- 玉山銀行:https://www.esunbank.com(日本語対応窓口あり)
- 国泰世華銀行:https://www.cathay-cube.com.tw
【銀行口座開設】
- 必要書類:
- 居留証(ARC)またはパスポート
- 居住証明(賃貸契約書など)
- 台湾の連絡先・電話番号
- 一部銀行では勤務先証明も必要
- 送金サービス:
- 台湾→日本:銀行送金(手数料300〜800台湾元)
- 日本→台湾:TransferWise(Wise)、PayPalなどのサービスが便利
銀行送金は手数料が3,000〜6,000円程度と高額なため、TransferWise(Wise)、PayPalなどのサービスが便利です。
【金融監督管理委員会(FSC)】
詐欺・不正取引:https://www.fsc.gov.tw/
運転・交通関連
日本の運転免許証は、中国語翻訳文を取得するか、台湾の免許へ切り替えることで、台湾において車両の運転が可能です。
運転免許証の取得
- 短期滞在者:日本台湾交流協会台北事務所、高雄事務所、またはJAFが発行した運転免許証の中国翻訳文を取得する。
(日本台湾交流協会):https://www.koryu.or.jp/consul/proof/
(JAF):https://jaf.or.jp/common/visitor-procedures/about-dltas - 長期滞在者:台湾免許へ切り替え。
監理所(MVDIS)https://www.mvdis.gov.tw/
【運転免許】
- 日本の免許から台湾免許への切替:
- 監理所(MVDIS)https://www.mvdis.gov.tw/ で申請
- 必要書類:日本の免許証、日本免許証の中国語訳(交流協会で発行)、ARC、写真、健康診断書
- 筆記試験免除、簡易な実技試験あり
- 国際免許:台湾では、日本の国際運転免許証の使用は認められていませんが、日本の運転免許証を保有している場合、運転免許証の中国語翻訳文を取得することで、運転が可能です。(詳細は日本台湾交流協会公式HPで確認)
【車・バイク購入】
- 登録には居留証(ARC)必須
- 強制汽車責任保険(台湾版の自賠責)加入が法的義務
よくあるトラブルと対処
台湾で日本人が遭うトラブルにオンライン詐欺・投資詐欺、住宅契約トラブルがあります。
万が一、被害に遭った場合は、相談窓口へ連絡しましょう。
トラブルに遭った時の連絡先(中国語対応)
- オンライン詐欺・投資詐欺:165(詐欺専用ホットライン)
- 住宅契約トラブル:不動産仲介委員会 https://www.tcg.gov.tw/
【オンライン詐欺・投資詐欺】
- 不審なメッセージやSNS投資勧誘に注意
- 被害時は165(詐欺専用ホットライン)に通報
- 銀行口座凍結などの緊急措置も可能
【住宅契約トラブル】
- 不動産仲介委員会:https://www.tcg.gov.tw/ (相談窓口あり)
- 契約前の物件確認と契約書の翻訳確認を推奨
- 敷金(通常2ヶ月分)の返還トラブルに注意
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